夕刊フジ掲載【目を覚ませ韓国】 第二回(12月12日)に「中国人保安隊が残虐の限り…「通州事件」で強まった日本人と朝鮮人の連帯」が掲載されておりますので、通州事件に言及されている後半を紹介いたします。
全文は「夕刊フジ」様サイトをご参照ください。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/171212/soc1712120027-n1.html
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/171212/soc1712120027-n2.html
……さらに日中戦争(=当時は支那事変)勃発直後に発生した「通州事件」で、日本人と朝鮮人の間の連帯感は一挙に強まった。この事件は1937年7月29日、北京の東方にある通州で日本人114人(10歳以下12人)朝鮮人111人(同13人)が、冀東防共自治政府の中国人保安隊に虐殺された事件である。女性は強姦されて刺殺され、子供は指を切断されたり、手に穴をあけて引きずり回して殺すなど残虐の限りが尽くされた。
朝鮮の知識人は、国民精神総動員朝鮮連盟や皇国慰問作家団など続々と愛国団体を立ち上げて日本軍を熱烈に支持し、一般の人々も進んで国防献金を行って日本の勝利に協力した。
京城(現ソウル)駅には、中国に向かう日本軍兵士を見送るために連日何万人もが詰めかけ、日の丸を振って出征兵士を励ました。数千年に及んで朝鮮民族を蹂躙(じゅうりん)し続けてきた中国を、圧倒的強さで打ち破る日本軍の進撃に、朝鮮の人々は「先祖からたまりにたまった留飲」を下げる思いで万歳を叫んだのだった。
■松木國俊(まつき・くにとし) 朝鮮近現代史研究所所長。1950年、熊本県生まれ。73年、慶応大学を卒業し、豊田通商に入社。直後から韓国担当を務め、80~84年、ソウル事務所に駐在する。2000年に退社。韓国問題を長く研究しており、「慰安婦の真実国民運動」前幹事長。著書に『こうして捏造された韓国「千年の恨み」』(ワック)、『日本が忘れ韓国が隠したがる 本当は素晴らしかった韓国の歴史』(ハート出版)など。