通州事件を知るための書籍ご紹介

通州事件について様々な立場からの本が出版されています。当基金としては疑問を呈する立場の著書もありますが、少なくともこの事件が多くの人々の知るところとなるためにこれらの著作を紹介いたします。

慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件

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写真・図版100点以上収録で明かされる、80年後の真実。中国兵に虐殺された邦人250余名の非命をたどるノンフィクション。

著 者:加藤康男
出版社: 飛鳥新社 (2016/10/6)
ISBN-13: 978-4864105149

通州事件 目撃者の証言

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支那人の男性と結婚し、支那人を装って通州に暮らしていた一人の日本人女性は、群衆に紛れ、痛州事件の蛮行の一部始終を見ていた。女性は支那人と離婚して帰国後、ある寺の住職と出会い、五十年間黙してきた体験談をつぶさに語り出した…。

著 者:藤岡信勝
出版社: 自由社 (2016/8/7)
ISBN-13: 978-4915237935

通州事件 日中戦争泥沼化への道

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通州事件には、未だ多くの疑問が残されている。「反乱はなぜ起きたのか?」「予兆はなかったのか?」「責任は誰が取ったのか?」「事件はどう報道されたのか?」―本書では、これらの疑問に対し、数々の史料を駆使して検討を加える。事件発生から八〇年が経とうとしている今だからこそ、我々は感情的で不毛な議論を排し、実証的見地からその全貌を捉え直さなければならない。

著者:広中一成
出版社: 講談社 (2016/12/22)
ISBN-13: 978-4061386075

通州の奇跡 凶弾の中を生き抜いた母と娘

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弾は胎内の赤子を逸れ、母子ともども命をとりとめたのだ。生還した母の回想記と奇跡的に誕生した娘へのインタビューで記す、凄惨な事件の記録。

著者:皿木喜久
出版社: 自由社 (2017/5/28)
ISBN-13: 978-4908979019

日本人が知らなくてはいけない通州事件 80年目の真実

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220人以上の日本人がなぶり殺されたこの事件は戦後語られなくなったのか。教科書にも載っていないのか。その謎を解き明かします。

著者:藤岡信勝
出版社: 英和出版社 (2017/3/21)
ISBN-13: 978-4865454369

通州事件 日本人はなぜ虐殺されたのか

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親日政権の兵士はなぜ反乱を起こしたのか? 事件は偶発的出来事だったのか? 通州事件の時代的・思想的背景とは? 中国周辺諸民族への弾圧とソックリなのは? 戦後歴史学の闇に踏み込む。
著者:藤岡信勝(著・編集)、三浦小太郎(著・編集)

出版社: 勉誠出版 (2017/7/28)
ISBN-13: 978-4585221869

目次
◎特別寄稿◎ 中国人の邦人惨殺、通州事件を学べ(櫻井よしこ)
第一章 通州事件とは何か―事件の概要と通説批判(藤岡信勝)
第二章 通州事件と南京事件(阿羅健一)
第三章 通州事件事件の精神的・思想的背景(北村稔)
第四章 通州事件の時代背景(田中秀雄)
第五章 「虐殺」をめぐる日中の宣伝戦(田辺繁雄)
第六章 通州事件と南モンゴル―民族虐殺の記録として(三浦小太郎)
あとがき
参考資料

 

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