運営からのご案内

通州事件アーカイブス設立基金のご紹介

当サイトを運営する民間団体「通州事件アーカイブス設立基金」は、通州事件についての資料の発掘、調査、保存、普及を行うために設立された団体です。

戦後の言語空間の中で、歴史から忘れ去られていた「通州事件」が、今、注目を集めています。通州事件とは、昭和12年(1937年)7月29日に、北京東方18キロの通州で、日本の駐留部隊が作戦のため留守にしたスキを狙って、親日地方政権とされていた冀東防共自治政府の治安組織である保安隊が反乱を起こし、無辜の日本人居留民200人以上を無残に殺害した事件です。

この通州事件を、チベットの有志の方と組んで、ユネスコの記憶遺産に共同申請しようとの動きが起こり、15人の調査チームと10人の翻訳チームが組織され、申請資料を作成して、5月31日、ユネスコに送りました。共同申請のタイトルは、「20世紀中国大陸における政治暴力の記録:チベット、日本」というものです。

今回の申請の主体となったのは、上記の調査チームのメンバーが核となって結成された「通州事件アーカイブズ設立基金」(代表=藤岡信勝)という団体です。基金は、通州事件についての資料の発掘、調査、保存、普及のためのNGOです。

基金の規約では、「基金の活動に参加する」か、または「何らかの形で活動を支える意思のある人」を会員として、基金から依嘱することにしています。会員となっても、会費は一切徴収しません。

会の事業を進めるために、「企画部会」、「調査・研究部会」、「対外コミュニケーション部会」の三つの部会が設置され、会員は希望に応じ、どの部会を中心に活動するか申請することができます。基金の会員として通州事件の真実を広める活動に参加して下さいますよう、お誘いします。

*入会をご希望の方は、下記のいずれかの方法で設立基金事務局までご連絡ください。

メール:ftmj0729@mail.com
FAX:03-6912-0048

通州事件アーカイブ設立基金発足記念シンポジウム

通州事件アーカイブズ設立基金発足記念シンポ
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